多床室56床+個室4床の計60床を有する介護老人保健施設の新築計画です。
盛岡市青山地区という立地特性を鑑み、地域の歴史的建築物である『覆い馬場プラザ』の持つレンガ造りの外観や、連続する縦長窓などを構成要素として抽出を行うという、いわば『本歌取り』的手法にて外観をデザインしました。
また建物の顔となる西側道路沿いには在宅事業所を有する地域交流スペースを、北西の交差点角には共用テラスを設けることで、近隣住民との交流や地域の医療・介護における潜在ニーズを引き出せるような施設計画としました。