東野建設・中居都市建築設計共同企業体としプロポーザルで選定され、主に獣舎関係の設計に携わりました。
里山の風景を残し、自然の中で楽しめる動物公園として、ランドスケープデザインと調和をはかり、一体的に計画を進めました。
風景の一部として動物たちを眺められる場所、動物と一体感が生まれる場所をコンセプトにサル山、イヌワシパドック及びパススルー、クマテラス、ライオンテラスなどを新たに設け、リニューアルしました。特に動物公園を入ってすぐ目に入るサル山は、環境配慮とコスト削減を念頭に、既存の擬岩を撤去し、構造体である鉄骨を残しながら、新たに丸太やロープを用いたアスレチックな場所に生まれ変わりました。
生き生きとしたサルたちの行動がよりわかりやすく、また、普段の掃除やメンテナンスにも配慮したサスティナブルなデザインとしています。